視聴覚室・アニメーション/タイムボカンシリーズ

★ 観たりするもの。★
アニメーション/タイムボカンシリーズ

間違いなく、私が生まれて始めてはまったアニメ、タイムボカンシリーズ。
（「はまった」というのは「毎週欠かさず見ていた」という、独自定義の1つによります。）
シリーズの先駆け、「タイムボカン」が始まった時はさすがに生まれてないですが（笑）、
再放送で見たなあ。と言う記憶はあります。・・・全部かどうか怪しいですが・・・（＾＾；
タイムトラベルがテーマで、そして悪を退治。が一貫のテーマのシリーズです。
「タイムボカン」に始まり、間を開けながらもその後「ヤッターマン」、「ゼンダマン」、「オタスケマン」、「ヤットデタマン」、「イッパツマン」、「イタダキマン」と足がけ8年ぐらい続いたシリーズです。

マイ・ファースト・タイムボカンはやはり「ヤッターマン」です。
個人的見解ながら、恐らくシリーズ中、1番愛されているのが「ヤッターマン」でございましょう。
私が1番好きなのもヤッターマンです。（次は「オタスケマン」。←どうでもいい情報。）
主題歌からワクワクした子供心、今でもおぼろげですが覚えています。
主人公（ガンちゃん＆アイちゃん）の変身シーン、「今週のビックリドッキリメカー！」、
ドロンジョ、ボヤッキー、トンズラの伝説の三悪、「ブタもおだてりゃ木に登る」、「ポチっとな」、
そしてドロンボーメカ、些細なミスで爆発（ドクロ型煙）、ヤッターマン勝利のポーズ！
そしてドクロベエ様に「おしおきだべぇ～」とお仕置き受ける三悪・・・哀愁漂う（笑）。

あ、子供心にもアイちゃんの変身シーンは衝撃だった・・・。一瞬、ヌード！？って感じだったし。
他にも、正義の味方である所のガンちゃん（ヒーロー）が、ドロンジョと怪しい雰囲気になったり
するんだが（ロミオとジュリエット一歩手前？って感じ。）、ヒーローなのに！アイちゃんとあんなにラブラブなのに！ガンちゃん！と思ってたよ、当時（笑）。
二人が怪しい雰囲気になってる時のアイちゃんのジェラシーストーム！は凄かったなあ（笑）。

特徴的と言うか、物語設定以外にシリーズに一貫されている所があります。

正義の味方達には相棒とも呼べるべきメカがいて、そして悪役にもメカがあり、
両者が面白おかしく闘う、ロボット物な所も。
主役の正義サイドは男女二人組、悪役は必ず女ボス、手下男2人の三人組が主。

完全懲悪。
悪役（三悪）の声優は、8年間1度たりとも変わらなかった。
（番外）　・・・音楽：山本正之（笑）。

・・・と、以上の5点ですかねー。
4番目は結構重要ですよ、物語に直接関係ないとは言え。あと個人的には5番目も。
私はタイムボカンで山本さんを間接的に知り、究極超人あ～るで魂に刻んだね（爆）。

特筆すべきは、今のアニメでは殆どみられない、「このアニメの為だけに、このアニメ以外では
使っちゃダメな主題歌」が存在する所。タイムボカンシリーズにおいては超重要！
オープニングは正義の象徴、エンディングには面白くも哀愁漂う悪役の象徴が歌われとります。
エンディングで子供は知る訳ですよ、悪は決して悪ではないと・・・（笑）。
ひあきの特殊なメモリーとして「子供の頃見たアニメの主題歌を、何歳になっても、
ストーリーは殆ど！覚えてなくても、初めから、又はサビを歌える」というのがあるのですが
（どんなメモリーだよ（笑））、タイムボカンシリーズはほとんど歌えます（唯一そのメモリーが怪しいのが、最後のイタダキマン・・・殆ど見てなかった・・・（＾＾；）。
多分、高校の頃、兄が「タイムボカン名曲大全」というシリーズのオープニング・エンディング・
挿入歌をほぼ網羅した2枚組CDを買って来たのですが（「ほぼ網羅」と言うのは、ドンファンファン伯爵登場時のテーマが入っていなかった事による、ひあきの超個人的見解（爆）。もっと記憶がある人には「この曲入ってない！」というのがあるみたいですが）、このCDを聴いて「うわ！殆ど覚えてる！」と自分の記憶にビックリした覚えがあるほどですよ・・・（笑）。

今は多分、こういうストーリーを展開しても見向きもされないかもしれないし、自分も見るかどうか
きっぱり言えないのがなんとも悲しい。
でもねえ、子供の頃の私にとっては最高のアニメの1つだったと言えますよ。うん。
・・・ってな訳で、記念に「タイムボカン同盟」に入ってみました（笑）。

「タイムボカン名曲大全」を聞きながら、最後の富山敬さんのナレーションに、ちとセンチメンタルになりつつ、お送り致しました。